KVM for Palmチュートリアル
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import com.sun.kjava.*;
public class HelloWorld extends Spotlet {
Graphics g = Graphics.getGraphics();
public static void main(String[] args) {
(new HelloWorld()).register(NO_EVENT_OPTIONS);
}
public HelloWorld() {
g.clearScreen();
g.drawString("Hello, world!", 50, 50, g.PLAIN);
}
public void penDown(int x, int y) {
System.exit(0);
}
}
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作成したソースファイルをコンパイルするには、作業ディレクトリをprojectsフォルダに移動して、以下のようにjavaコマンドのコマンドラインを入力します(ここではCドライブにKVMフォルダをセットアップしたと仮定しています)。
cd C:\kvm\projects javac -bootclasspath .;C:\kvm\api\classes.zip HelloWorld.java |
Mac OSの場合は、javacアプリケーションにHelloWorld.javaファイルをドラッグ&ドロップします。そしてjavacの設定フィールドに以下のように入力し、「Do Javac」ボタンをクリックします(ここではMac OSボリュームにKVMフォルダをセットアップしたと仮定しています)。
Source Files: /Mac OS/KVM/projects/HelloWorld.java Classpath: /Mac OS/KVM/api/classes.zip |
クラスファイルをPalmマシンで扱えるようにするためには、PRC形式に変換する必要があります。このコンバージョンをおこなうためのMakePalmAppクラスが、toolsフォルダのclasses.zipファイルに格納されています。以下のようにjavaコマンドのコマンドラインを入力すると、HelloWorld.classファイルからHelloWorld.prcを生成することができます。
java -classpath C:\kvm\tools\classes.zip palm.database.MakePalmApp HelloWorld |
Mac OSの場合は、JBinderyアプリケーションにHelloWorld.classファイルをドラッグ&ドロップします。そしてJBinderyの設定フィールドに以下のように入力し、「Run」ボタンをクリックします。
Command: Class name: palm.database.MakePalmApp Optional parameters: HelloWorld Classpath: Addtions to class path: $CLASSPATH /Mac OS/KVM/projects /Mac OS/KVM/tools/classes.zip |
projectフォルダに生成されたHelloWorld.prcをHotSyncでPalmマシンにインストールすれば、他のデモアプリケーションと同様にHelloWorldプログラムを実行することができます。
スクリーンの任意の場所をタップするとHelloWorldプログラムは終了します。
アプリケーションプログラムの作成方法とオプションの詳細については、docsフォルダ内のドキュメントにまとめられています。オリジナルのアイコンの作成方法についても説明されていますので、一度目を通しておくとよいでしょう。
POSE
KVMで動作するアプリケーションを開発するときに、作成中のプログラムをその都度Palmマシンにインストールして動作テストをしていたら大変手間がかかります。そこで、Palmの開発ツールのひとつであるPalm OS Emulator(POSE)を利用することをお勧めします。
ダウンロード
POSEは、3Com/Palm Computingの開発者サイトからダウンロードすることができます。POSEにはWindows用(2,648,530バイト)とMac OS用(3,161,541バイト)があり、どちらも最新版はバージョン2.1d29となっています。
インストール
ダウンロードしたファイルを展開すると、エミュレータプログラムのPalm OS Emulator.exe(Mac OSの場合はPalm OS Emulator)やドキュメントフォルダなどから構成されるフォルダが得られます。このフォルダを適当な場所に移動すれば、インストールはほぼ完了です。
ROMイメージの作成
最後に自分が使用しているPalmマシンのROMイメージファイルを作成します。ROMイメージファイルのは、POSEに付属のROM Transfer.prcファイルをPalmマシンにインストールしてからPOSEを起動し、「File」メニューの「Transfer ROM」コマンドを実行して指示に従うだけで簡単に作成することができます。
ソースファイル
KVMでは、日本語の文字列をそのままdrawString() メソッドに与えても正しく表示することができません。これはKVMがUnicodeの文字列処理をサポートしていないためです。ところが以下 の例のように、Shift JISの漢字コードをcharの2文 字に分割したものを使うと日本語を表示することが できます。
import com.sun.kjava.*; public class HelloJapan extends Spotlet { Graphics g = Graphics.getGraphics(); public static void main(String[] args) { (new HelloJapan()).register(NO_EVENT_OPTIONS); } public HelloJapan() { char message[] = { 0x0082, 0x00cd, 0x0082, 0x00b6, 0x0082, 0x00df, 0x0082, 0x00c4, 0x0082, 0x00cc, 0x0093, 0x00fa, 0x0096, 0x007b, 0x008c, 0x00ea }; g.clearScreen(); g.drawString(new String(message), 50, 50, g.PLAIN); } public void penDown(int x, int y) { System.exit(0); } }
コンパイルから実行までプログラムのコンパイルから実行までの手順は、HelloWorldプログラムの場合と同じで、以下のようにjavaコマンドのコマンドラインを入力するとHelloJapan.prcファイルを作成することができます。
cd C:\kvm\projects javac -bootclasspath .;C:\kvm\api\classes.zip HelloJapan.java java -classpath C:\kvm\tools\classes.zip palm.database.MakePalmApp HelloJapan
Mac OSの場合も、HelloWorldと同一の手順でコンパイルとコンバージョンをおこないます。
コンバージョンが完了したら、POSEにインストールして動作を確認してみることにしましょう。POSEを起動して「File」メニューの「Install Application/Database」コマンドを実行し、作成したHelloJapan.prcファイルファイルを選択します。これでKVMアプリケーションがPOSEにインストールされていますので、実行してみてください。
スクリーンの任意の場所をタップするとHelloJapanプログラムは終了します。